他のページでご紹介した、企業側の事情で落ちる原因はスパッと諦めましょう。ただし、自分に直せる部分は必ず直して次の企業へ進まなければなりません。
受け入れられず、意固地になってしまうと同じ理由で書類選考に落ち続けてしまうからです。ここでは自分で直せる原因5選を挙げておきますので、自分に該当することがないかチェックしてみてください。
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①書類のテンプレートが良くない。情報量が少ないor多すぎる。
これは自分では気づきにくい部分であり、私自身も落とし穴にハマっていたところです。
おすすめ転職サイトランキングのページで私の体験談を書いたように、書類のテンプレートを変えただけで書類選考の通過率が上がる場合があります。
このサイトではマイナビエージェントのテンプレートを強くおすすめしていますが、他にも優秀な転職サイトやエージェントから書式をもらうことができますので、いろいろと話を聞いてみて、自分に合うところを探していくことが大切です。
②証明写真の質があまりに低すぎる。
証明写真の撮り方のページでも書いていますが、基本的にスピード写真を使っていれば写真でマイナス点を受ける可能性は低いです。
ただしスマホで撮っていたり、印刷された証明写真をスキャンしている場合などは、証明写真の質が低い場合もあります。
客観的にみて、使用に耐える証明写真かどうか、今一度確認してみましょう。
証明写真はこだわらなくてもOK。でも失敗ポイントはありますので、以下のページでもう一度確認。
③もしかして…手書きで読みにくいのでは?「パソコンが使えない」烙印を押されてるかも
残念ながら現代において、手書きの履歴書・職務経歴書は受けが悪いと言わざるを得ません。
企業もどんどんペーパーレスを推し進めている中で、手書き資料も減少の一途を辿っています。
アナログな書類選考にこだわる採用担当者も、時代に沿って少なくなっています。
もし手書きで書類作成しているなら、この機にパソコン作成に切り替えてみてください。
ちなみに手書きの履歴書を見て「この人はパソコンを使えないのかな」と思う採用担当者もいます。
パソコンがない方にも代わりの方法を具体的に解説しています。
④履歴書でケアレスミスをしたり、落とし穴にハマってしまっている。
履歴書のケアレスミスは、書く内容がシンプルなので目立ってしまいます。
採用する側はあなたの履歴書を疑うように見ていますので、それを見つけて明確に減点する可能性が高いです。
どうしても自分で確認していると、見たことのある文章なのでサクッと読みがちで、ミスを見つけるのが難しいです。
おすすめは転職エージェントに添削してもらうことです。他にも多数のメリットがあるので、必ずエージェントには登録しておきましょう。
- 履歴書や職務経歴書を始めとしたすべての転職活動の書類を添削してくれる。
- 非公開求人を含めた、あなたに合う条件の企業を次々リストアップしてくれる。
- 書類選考・面接のスケジュールを管理してくれる。
- 選考結果のフィードバックを受けられる。
- 自分の市場価値を教えてくれる。
- なかなか転職活動を進められない人は、背中を押してくれる。
おすすめの転職エージェントは「おすすめの転職サイトランキング」でご紹介しています。
⑤分かりやすく薄っぺらい嘘を書いてしまっている。
このサイトで一貫して書いていますが、「嘘はバレます」。
バレない場合でも、デメリットが非常に多いので正直に書くことをおすすめします。
- 嘘を書いた部分に面接で触れられると焦る。
- 嘘のアピールを掘り下げられると、何も出てこなくて薄っぺらい感じになる。
- 嘘のアピールでも入社が決まっても、不安と後ろめたい気持ちになる。
選考がうまくいかないだけでなく、うまくいった場合でも後ろめたさを感じたままになります。
間違っても嘘だらけの職務経歴書などは作らないようにしてください!
嘘はいらない!書くことがない方にも丁寧に解説する「職務経歴書の書き方講座」
⑥企業の研究をしていないor企業の性格を理解できていない。
書類選考で落ちてしまうのは、企業の研究が出来ていない・企業の性格を理解できていないことが原因であることが多いです。
これらを理解していないと、志望動機や活かせる経験・スキル欄、自己PRなどが企業が求めていない的外れなものになってしまうからです。
企業研究は正直めんどくさい作業ではありますが、怠ってはいけない部分です。
企業を知れば知るほど面接での会話も嚙み合いますので、結果として面接対策にも繋がります。
それでも時間がない場合は、転職エージェントさんに教えてもらいましょう。
企業を志望した際に、企業紹介・選考のポイントをまとめた資料をくれる場合もあります。
⑦職務経歴書の姿勢が消極的すぎる。アピール不足。
職務経歴書は「自分はこんなにも役に立つぞ!」と思わせるための書類です。
履歴書と同じような感覚で職務経歴書を書いてしまっている可能性があります。
履歴書と職務経歴書の違いについて理解した上で職務経歴書を書きましょう。
自信のなさから控えめなアピールをしてしまっては、残念ながら他の候補者との戦いには勝てません。
消極的すぎると「この人は結局どうしたいの?」「なかなか評価するところがないなぁ」という印象を持たれかねません。
アピールが苦手な方も、少し頑張って自分のいいところを出してみる勇気を出してみましょう!
恥ずかしながら勇気を出して私の例文も載せてあります。一緒に頑張りましょう。
自分で直せることは一個ずつ直す。でも自分ではどうしようもない理由で落ちることも。
このページの原因をひとつずつ確認していけば、書類選考通過率が低い方もアップできます。
しかし、中には自分の努力ではどうしようもない理由で落とされてしまうこともあります。
そのような理由の時には落ち込むのは無駄ですし、逆に落ちてしまったショックを切り替えるためにそのような理由のせいにしてしまうのもアリです。
書類選考で落ちる原因 企業側にも事情があるんです。知っておけば無駄に落ち込むこともなくなります。